2018/09/10

RC外断熱レンガ積に設けられる空気層の役目

レンガと断熱材の間は約3cmの空気層が設けられています。 空気層はレンガを躯体に取り付けるためのスペースなのですが、レンガの白華(エフロレッセンス)防止としてレンガの目地や配管貫通部分などから侵入した雨水を排出することや湿気を取り除いたり排熱の役目も果たしています。

レンガの最下部には雨水を排出するための水抜き穴が設けられています。空気層の上部も空気が抜けるよう開けられているので、空気が流れて排熱効果も期待できるのです。

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