2018/09/17

外張り断熱は断熱材の施工チェックが容易にできる

木造の外張り断熱工法は、建物構造体の外側に断熱材を連続して張っているため、すき間がなく気密性が高まります。

外側に断熱材を張る手間が増えるので、コストが割高になるデメリットはありますが、すき間なく張ってあるかどうか施工後に確認することができるメリットがあります。外装工事や内装仕上げ工事が始まる前に、気密テストを実施してチェックができるので、完璧な気密空間とすることができます。

内断熱工法では、断熱材を壁に詰めながらボードを張っていくことになるので、すき間なく張れているかどうか、防湿フィルムに切れ目がないかなどのチェックはできません。気密テスト実施しても、外装や内装が終わっていると、どこにすき間があるのか確認することは非常に難しくなります。

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