2018/08/03

耐震基準は建物が倒壊、崩壊しないことが基準

建築基準法による耐震基準は、昭和56年(1981年)6月1日以降に建築確認が許可された建物に適用されています。

耐震基準によると、極めて稀に発生する地震による力に対して、倒壊、崩壊等しない程度、稀に発生する地震による力に対して、損傷を生じない程度が基準となっています。 極めて稀に発生する地震とは数百年に一度程度の地震で、この地震によって建物が倒壊、崩壊することは避けなければならない、ということが基準となっています。

この地震の震度は6強~7程度と想定されますが、はっきりした数値で示されているわけではありません。条件によっては震度が低くても設計上の耐力を超えてしまうことがあるからです。

耐震基準改定後の建物でも耐震性に不安があるかたは、耐震診断で安全性を確認しておくと安心できます。生活に合わせた耐震補強

注目の投稿

外張り断熱工法のまさかの勘違い

建物構造体を外側からすっぽり断熱材で包んでしまう工法を外張り断熱工法といいます。屋根だけまたは外壁だけなど一部に断熱材を躯体の外側に施工したものは、ある程度の効果は得られますが、外張り断熱工法として大きな効果が得られるものではありません。 外張り断熱工法の大きな特徴は、建物構...

人気の投稿